吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
吉浦まちづくりセンターに、林夕佳健康運動療法士を迎えて、吉浦町民対象の健康づくり講演会がありました。壇上で自ら体操の手本を示す「機能改善運動教室」。(吉浦東本町で)
会場に流れる軽快な音楽を耳にしながら、療法士のリードで体をねじったり伸ばしたり、爽やかな汗をかく参加した吉浦町民
自治会の回覧板に添付されたチラシ(左)。右は健康づくり手帳に記載されている吉浦地区健康づくり運動普及推進協議会の健康指針
わが街吉浦は、基地の町でもあります。呉市吉浦町乙廻の海上自衛隊・呉造修補給所貯油所に、ゆったりと勇姿をあらわし、第2桟橋に接岸したのは、護衛艦「さみだれ106」です。船首には判読できないほど薄い数字で106と記してありました。
アメリカやオーストラリアなど多くの国々と共同訓練をしたり、オマーン沖・アデン湾など外洋航行をするなど、国内外で平和と防衛などに励んできた勇壮な行動が伝わってきます。全長151メートル、幅17.4メートルの巨艦です。
コーラスあり、ダンスあり、バレエあり、大正琴、ピアノ演奏、太極拳、銭太鼓にカラオケ・・・賑わいと若さではちきれた二日間の「2025吉浦地区文化祭」。画像は、フラ・タヒチアンダンスの披瀝。無料コーヒーにお茶のコーナーもあり、演じる者も観る者も、楽しさでいっぱい。(吉浦まちづくりセンターで=吉浦東本町)
バレエのかろやかな魅惑につつまれました。
吉浦まちづくりセンターで、「笑顔いっぱい健康づくり」の願いを込めた「体力測定教室」が開催されました。この教室は毎年開かれており、ドリンクおみやげ付きで参加は無料。開眼片足立ちや腕を伸ばして長さを測るファンクションリーチ、握力、10m歩行、超音波骨量測定などがありました(吉浦東本町で)
骨密度測定では、超音波骨量測定装置を使い、若年成人の平均値と比較したり、同年齢の骨評価の平均値と比較して、自分の骨密度の状況を知ることができました。
町内の自治会掲示板に貼られた「体力測定教室」の広報チラシ。
すべての測定が終わると、呉市保健所・西保健センターの担当者
から、総合評価による生活上のアドバイがもらえました。
巨大な船の要塞「かが184」が、ヘリコプター二機を搭載して、吉浦湾に入港しました。夕日に輝いていました。燃料補給なんでしょう。艦の回りには、オレンジ色のオイルフェンスが取り巻かれ、オイル洩れしないように配慮されていました。
大きな「かが」の船体は、長さが248メートル、船幅は38メートル。
ふだんは、滅多に「かが」を吉浦湾で見ることはできないだけに、幸運ないい機会に巡り会えました。
プラットホームに佇んでいたら、時折見かけるカープ電車が、下りホームに入ってきました。とっさに撮影しました。ラッキー
5月28日以来、カープは首位独走中ですよね。このタイミングいい巡り会い! 高揚感が湧き出て、気持ちいい
カープを応援するJR西日本のカープラッピング電車は、毎年デザインが替わるから、カープ電車を見かけると、なんだかワクワクします
備えあれば憂いなし。呉市吉浦では、毎年、この時期に防災訓練を開催しています。吉浦小学校の体育館に、ヘルメットをかぶった町の人や消防団員などが集い、新原呉市長の話を聞き、防災意識を高めました(吉浦中町で)
おにぎりの炊き出しを準備する吉浦女性会
写生大会。グラウンドに展示された消防車、救急車、パトカー、白バイを見て、防災の絵を描く児童や園児、幼児。
消化器を扱う訓練(左)。避難訓練、初期消火訓練のほかに応急救護訓練、搬送訓練がありました。右は、事前に配布された吉浦地区防災訓練のチラシ。
2024年初夏の町内イベントとして、広島県呉市の吉浦運動場では、第57回吉浦町民体育祭が開催されました。走った、踊った、競った・・・体育祭は参加する人、声援をおくる人で賑わいました。出場者の緊張、応援席の興奮、場内の活気は、体育祭ならでは。これはトンネル競争です(吉浦西城町で)
将来のオリンピック出場も期待される幼児徒競走
「少子化や絶滅危惧種鯉のぼり」。よしうら保育園の園児らがつくった鯉のぼりが、青空に気持ちよくたなびく。近年、少子高齢化や住宅事情のせいか、吉浦の街なかでも、鯉のぼりを見かけることが少なくなった。5月こどもの日を前に、鯉の滝のぼりのごとく、ロープにはられ天をめざす鯉のぼりたちに、フレッシュな時代感覚をおぼえ、心が華やぐ(吉浦東本町で)
園庭に舞う園児の手作り鯉のぼりの胴体には、カラフルな色のウロコ。そのウロコには、夢のある楽しい願いごとを書いて貼り付けてあるのもみえた。
吉浦中学生は、のんびりしていません。青色信号になったら、もう走っちゃうんです。みなぎる若さを感じます(JR吉浦駅前で)
下校中の吉浦中学生
アーケードの吉浦本町商店街を通って帰る中学生
吉浦駅の構内には、このレール削正車のほかにも、すでに紹介したオーストリアの保線用車両マルチプル・タイ・タンパーもきたことがありました。いろんなスグレモノの作業車両がやってくるので、駅構内のレール置き場を覗くのは、楽しみです。
コロナ禍でやめていた呉市の吉浦八幡神社カニ祭りが、4年ぶりに催され、だんじりやお神輿、屋台などで賑わいました。吉浦本町の奥の坂道でも、篠笛や和太鼓とともに摺鉦(すりがね)の快い響きが鳴りわたりました。(吉浦本町で)
カニ祭りの日、奥の坂道では、鉦、笛、太鼓の行列が時折止まります。止まった先では、代わる代わるに小さな子らが太鼓を打ち、神気をまくばりました。
太鼓を引いて練り歩く幼い法被姿の子らの行列。怪我をしないように、祭り関係の大人や保護者が付き添っていました。吉浦カニ祭りは、毎年10月の第一日曜日に繰り広げられます。
国内の製油所から各地に点在する海上自衛隊基地までの燃料輸送を担う海自最大の支援船「油槽船YOT-02」が、呉市吉浦の貯油所に接岸しました。全長約105メートル、全幅16メートル、深さ8.8メートル。いま国内では、同じ型が2隻あるそうです。
(呉市吉浦町字乙廻で)
令和5年8月5日の土曜日、吉浦ふれあい盆踊りが、四年ぶりに催されました。なにせ新型コロナ禍さわぎで、静まりかえっていた吉浦の街でしたが、浴衣姿の賑やかさが復活しました(吉浦中町で)
子供らも盆踊りの輪に入って楽しみました
呉市の新原市長(左から二人目)と藤本市議(左から3人目)もかけつけました。太鼓の音が、盆踊りをもりあげました
吉浦本町のアーケードの通りでは、かき氷や綿菓子だの、ヨーヨー釣りだの、ポップコーンコーナーなどで賑わいました。右の画像は、自治会の掲示板に貼り出された盆踊りのチラシ
呉市吉浦の海自燃料基地に、潜水艦救難艦「ちはや」403が入港しました。巨艦です。全長128メートル、幅20メートルあるそうな。視界が少しわるい梅雨のさなか、オレンジ色のオイルフェンスを張り巡らし、燃料を補給していました。(吉浦町乙廻)
呉市吉浦の海自呉造修でもらったタオル
潜航深度2,000メートルの能力をもつ無人潜水装置も搭載しているんですね。2023年4月6日に長崎沖で発生した陸上自衛隊第8飛行隊のヘリコプター墜落事故では、その捜索活動に従事したということだそうな。頼もしいですね。
吉浦の山あいを走る乗り合いタクシー「あじさい号」が、吉浦集会所の停留所に、トコトコとやってきました。大人ひとり170円。子ども90円。月曜日から土曜日は、一日12回の運行で、日祝日は一日5回走ります。JR吉浦駅から山の手にまっすぐのびる県道278号を、のんびり走り、町民の足代わりとして愛されています。(吉浦本町で)
6月のこの時期になると、吉浦と天応を結ぶ市道の道なりに、色とりどりにさまざまな種類が咲くあじさいを楽しむことができます。「あじさい号」は、このツートンカラーのマイクロバスのほかに、もう一台黄色のバスが走ります。(落走停留所付近で)
JR吉浦駅前に掲げてある「あじさい号」の運行時刻表。右の画像は、道ばたにある吉浦上城町のバス停留所。
「それ引けぇ」「がんばれぇ」薫風なびく吉浦西城町の運動場で、「第56回 町民体育祭」が催されました。小学生高学年の綱引き。各自治会対抗の綱引きも、競う力の手応えがありました。(2023年 令和5年5月21日 日曜日)
こどもが走る。親が走る・・・。幼児徒競走、男女低学年徒競走、中学生リレー、小学生リレー、男女高学年徒競走、男女混合自治会対抗リレーなどなど、ともかくみんな走る。走るのが楽しい。声援を送りながら見るのも楽しい! 園児66名によるミッキーマウス体操、消防団活動など、18種類の競技や演技がありました。
吉浦女性会によるリフレッシュ体操。ダンシングヒーローに、グランドがせまく見えました。
「しっかりボールうけとってぇ」「落とすなぁ」。10人一組のチームワークのトンネルリレー。
.各自治会の得点が、山の斜面に表示されます。一区、ニ区、東町、三区、四区、五区、六区、七区、八区、岩西、十区、中町、本町、宮花、狩留賀、落走、汐見ケ丘、晴海、瀬戸見の19自治会の得点が、めまぐるしく変わりました。
伝統的行事の吉浦町民体育祭は、回によっては、雨天や新型コロナ感染防止で中止される年もありました。令和五年のこの体育祭は、四年ぶりの開催でした。
右側の画像は、運動場ができたのが、いまから58年前の昭和40年4月であることがわかりました。
4年ぶりに、吉浦地区文化祭「春の芸能祭」が、2023年3月4,5の土日の両日、吉浦まちづくりセンターで催されました。新型コロナ感染防止のために休止していた文化祭が復活したとあって、バレエや太極拳、コーラス、銭太鼓、大正琴、子どものピアノ演奏、カラオケなどを披瀝する人や観る人で賑わいました。(吉浦東本町で)
24式や剣、入門太極拳など、盛りだくさんの太極拳が、堪能できました。
「星を願いに」「かわいいオーガスティン」「やさしさに包まれたなら」「世界に一つだけの花」を、ピアノ演奏する子ら。微笑ましさに、拍手が響きわたりました。
人目を引いた吉浦まちづくりセンター玄関の「春の芸能祭」の看板
左の「あさぎり151」は、全長137メートル。右の「しまかぜ3521」は、全長150メートル。まるで仲の良いおしどり夫婦のようにみえますね。
吉浦湾は漁港でもあるから、漁船もひっきりなしに出入りしています。海上自衛隊の艦船が入港していても、漁師さんたちは元気に働いています。活気を感じます。
吉浦の「とんど」は、例年1月の第三日曜日におこなわれます。令和5年(2023年)の吉浦「とんど」(画像)は、1月15日に、吉浦西城町のグラウンドで催されました。やぐらを組んで、お飾りや書き初め、お札など、もう使わなくなったものを、天にお返ししました。燃えたあとは、餅を焼いて食べました。
書き初めが徐々に燃えあがりました。右の奥には、消防車が2台待機しました。
神官の祝詞奏上 ボーイスカウトが風上の左から点火