吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
2024年初夏の町内イベントとして、広島県呉市の吉浦運動場では、第57回吉浦町民体育祭が開催されました。走った、踊った、競った・・・体育祭は参加する人、声援をおくる人で賑わいました。出場者の緊張、応援席の興奮、場内の活気は、体育祭ならでは。これはトンネル競争です(吉浦西城町で)
将来のオリンピック出場も期待される幼児徒競走
「それ引けぇ」「がんばれぇ」薫風なびく吉浦西城町の運動場で、「第56回 町民体育祭」が催されました。小学生高学年の綱引き。各自治会対抗の綱引きも、競う力の手応えがありました。(2023年 令和5年5月21日 日曜日)
こどもが走る。親が走る・・・。幼児徒競走、男女低学年徒競走、中学生リレー、小学生リレー、男女高学年徒競走、男女混合自治会対抗リレーなどなど、ともかくみんな走る。走るのが楽しい。声援を送りながら見るのも楽しい! 園児66名によるミッキーマウス体操、消防団活動など、18種類の競技や演技がありました。
吉浦女性会によるリフレッシュ体操。ダンシングヒーローに、グランドがせまく見えました。
「しっかりボールうけとってぇ」「落とすなぁ」。10人一組のチームワークのトンネルリレー。
.各自治会の得点が、山の斜面に表示されます。一区、ニ区、東町、三区、四区、五区、六区、七区、八区、岩西、十区、中町、本町、宮花、狩留賀、落走、汐見ケ丘、晴海、瀬戸見の19自治会の得点が、めまぐるしく変わりました。
伝統的行事の吉浦町民体育祭は、回によっては、雨天や新型コロナ感染防止で中止される年もありました。令和五年のこの体育祭は、四年ぶりの開催でした。
右側の画像は、運動場ができたのが、いまから58年前の昭和40年4月であることがわかりました。
一生懸命走り終えてゴールした元気いっぱいの大心保育園の園児たち。あの感動をもういちど。本来なら運動会があるはずですが、令和2年は、コロナ禍のせいで、スポーツやイベントは、軒並み中止になっています。幼児の運動会もしかり。でも保育園や幼稚園の園児たちは、親や先生の愛情につつまれすくすく育っています。あのあどけない園児らの運動感覚は、何度みてもほほえましいものですね。
さまざまな国の国旗がロープに掲げ、先生のリードで繰り拡がるマスゲーム。
さあ、手をつないで。園児らには、どうう意味や願いがあるのか、分かってないようです。でも、言われた通り動き、体得していくものがあるようです。
ああ、よく飛び越えれたねえ。りっぱ。拍手。跳び箱をクリアするみのり幼稚園の園児。
ぶらさがったオレンジの袋のなかには、お菓子が入ってるよ。さあ、とってごらん。
走れ走れ。はしることに意味があるんデス。
げんき一杯、伸ばしたり曲げたり・・・。
かつての吉浦小学校運動会における児童による組体操。運動会の定番だった組体操は、危険という観点から、もう決して実施されることはないようです。かつては、呼吸を合わせる、バランスをとる、協力をする、といった具象化の花が組体操でした。組体操華やかなりし頃が懐かしい。(吉浦中町で)
5人一組によるブリッジ。
カバーする先生は心配そうに見つめて・・・
背筋を伸ばし、腕を水平に。そうそうよくできました。
ぐらつかないように、力の入れどころ、組み合わせがむつかしく・・はい、よくできました。
青空のもと、ピンク、みどり、青のまあるい大きなプレイ・パラシュート・バルーン(パラバルーン)を、呉市・吉浦の「みのり幼稚園」園児が、しっかりと掴み、軽快な音楽に合わせて、大きくふくらませました。揺らしながら、中に入って縮ませたりと、とてもかわいく華やかな演技。幼稚園の運動会の一コマです。令和2年の幼稚園運動会は、新型コロナウイルス感染防止対策のためにありませんでした。一生懸命にチャレンジする園児らの運動会を楽しみにしています。(吉浦西城町の運動場で)
「そ~れ、あそこまで走ろうね」「そう、そう。手を振って、上手よ」。先生の励ましで、かけっこが進みます。
愉しい音楽が流れるなかで、手をあげたり、おろしたり・・・。園児らのお遊戯マスゲームに、ほのぼのとしたものを感じます。
「あっ、ママ、ころんだ」。ほかの園児も、心配そうに見つめていました。でも、すぐに起き上がって走りだしました。頑張る、という気持ちが、園児たちの体を包んだことでしょう。
新型コロナウイルスの感染防止のため、令和2年のことしの春から夏にかけてのスポーツの集いが、軒なみ中止になったり延期になっています。呉市の吉浦小学校の体育館で行われる自治会対抗ママさんソフトバレー大会も延期になりました。これまでのソフトバレー大会では、跳躍してトスして、スマッシュして・・・。「お母さん、がんばってぇ」「ナイス!」「やったぁ」という応援の声。情熱たぎるママさんの若さムンムンが伝わってきます。
自治会ごとに、ママさんのスポーツウエアーの色がまとまっています。
ボールがよく見えるように黒いカーテンで遮光し、キビキビと動いてボールを追うワンチームの力が、遺憾なく発揮して・・・。
呉市吉浦地区では、5月に町民体育祭を、吉浦運動場で行います。令和2年の今年は、残念ながら、新型コロナウイルスの感染拡大の防止対策のために中止になりましたが、町民体育祭は、大人も子どもも、日の光を浴びながら力を出し切り、心の絆を深める一大イベントです。青空のもと、声援をあびながらの楽しい玉入れ。
「よーい、ドン」。走る子どもたちの一生懸命には、見守る大人のほうも元気がもらえます。
走る走る。早い早い・・・調子を合わせて、ゴールめざす二人三脚。
「よいしょ、ヨイショ」「がんばれ、ソーレ」綱引きこそ、力比べの最たるもの。
誰もが感じる「運動は健康の素」。まさにそうなのです。
運動場をびっしり囲む各自治会のテント。応援や食事、選手の休憩、活気にあふれます。開会式と閉会式は、テントからぞろぞろと集まります。
初夏の青空のように、青色の帽子をかぶり、気怠い暑さもいとわず吉浦運動場でソフトボールの練習に少年たちは励みます。吉浦小学校の児童を基点にした吉浦スターズのことです。緑に囲まれた吉浦運動場で、リーダーのノックを一球も逃すまいと、機敏な動きでボールを追う姿が気持ちいい。(吉浦西城町)
打つ、捕る、投げる、走る。広島東洋カープのように、チーム一丸となって練習し、対外試合もしています。運動場はナイター照明が完備しているので、吉浦スターズは、夜間も使用しています。
吉浦スターズは、平成11年6月1日に設立した伝統ある少年ソフトボールチーム。呉地区少年ソフトボール連盟にも加盟しているそうな。
入り口で見た車止めのパイプ柵には、「吉浦運動場」と記されています。吉浦スタ―ズは、この運動場を、「吉浦グラウンド」と呼称し、ホームグラウンドとして親しんでいます。
吉浦運動場の入り口には、明治100年の節目に記念植樹した吉浦婦人会の石碑がありました。
小学生は学年別にマラソンが行われます。出発までは、つばくろ山の色づきを見つめたり、友達と話し合っていましたが、いよいよスタート。ピストルの合図で、一斉によーい、ドン。
町内を走るマラソン・ランナー(吉浦本町)。