吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
初夏の青空のように、青色の帽子をかぶり、気怠い暑さもいとわず吉浦運動場でソフトボールの練習に少年たちは励みます。吉浦小学校の児童を基点にした吉浦スターズのことです。緑に囲まれた吉浦運動場で、リーダーのノックを一球も逃すまいと、機敏な動きでボールを追う姿が気持ちいい。(吉浦西城町)
打つ、捕る、投げる、走る。広島東洋カープのように、チーム一丸となって練習し、対外試合もしています。運動場はナイター照明が完備しているので、吉浦スターズは、夜間も使用しています。
吉浦スターズは、平成11年6月1日に設立した伝統ある少年ソフトボールチーム。呉地区少年ソフトボール連盟にも加盟しているそうな。
入り口で見た車止めのパイプ柵には、「吉浦運動場」と記されています。吉浦スタ―ズは、この運動場を、「吉浦グラウンド」と呼称し、ホームグラウンドとして親しんでいます。
吉浦運動場の入り口には、明治100年の節目に記念植樹した吉浦婦人会の石碑がありました。
1. 思い浮かぶ優勝の記憶