吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
コーラスあり、ダンスあり、バレエあり、大正琴、ピアノ演奏、太極拳、銭太鼓にカラオケ・・・賑わいと若さではちきれた二日間の「2025吉浦地区文化祭」。画像は、フラ・タヒチアンダンスの披瀝。無料コーヒーにお茶のコーナーもあり、演じる者も観る者も、楽しさでいっぱい。(吉浦まちづくりセンターで=吉浦東本町)
バレエのかろやかな魅惑につつまれました。
4年ぶりに、吉浦地区文化祭「春の芸能祭」が、2023年3月4,5の土日の両日、吉浦まちづくりセンターで催されました。新型コロナ感染防止のために休止していた文化祭が復活したとあって、バレエや太極拳、コーラス、銭太鼓、大正琴、子どものピアノ演奏、カラオケなどを披瀝する人や観る人で賑わいました。(吉浦東本町で)
24式や剣、入門太極拳など、盛りだくさんの太極拳が、堪能できました。
「星を願いに」「かわいいオーガスティン」「やさしさに包まれたなら」「世界に一つだけの花」を、ピアノ演奏する子ら。微笑ましさに、拍手が響きわたりました。
人目を引いた吉浦まちづくりセンター玄関の「春の芸能祭」の看板
呉市の吉浦小学校の児童が描いた書写や絵画が、吉浦まちづくりセンターで、毎年秋に、二日間にわたって展示されます。わが子の絵を見に来た夫婦は、「こんなによく描けてるとは思わなかった」と、感心の声をアンケートに寄せています。(吉浦東本町で)
丹精込めて描いた作品群は、鑑賞者の心を引きつけます。
描く発想と観察力を称賛するささやきが聞こえた。
「描いた児童が、芸術家として活躍するかも知れないね」と小声で話ながら作品を丹念にみて廻っていた。全国展は、静岡県熱海市にあるMOA美術館で催されるという。
MOA美術館が所蔵する国宝の尾形光琳「紅白梅図屏風」と、野々村仁清「藤花文茶壺」の縮小レプリカが、会場の一角にあり、訪れた人がゆっくり眺めていた。
吉浦町内の音楽好きな人に聴いてもらいたくて・・・と、広島音楽大学のおねえさん四人が、吉浦まちづくりセンターでコンサートを催してくれたことがあります。2つのバイオリンとヴィオラにチェロという4つの弦楽器が奏でる室内楽の調べに、うっとりしたことでした。弦楽四重奏によるヴィヴァルディの「四季」をはじめとする名曲、新曲のアルバム。むろん無料で聴けたのですから、何か得をしたようで、日常生活に安らぎを入れてもらえました。
オーケストラではなんだか大げさだし、と言ってピアノ曲では何か物足りない…そんなときに室内楽の魅力・弦楽四重奏でもてなしてもらえたのは、おおきな歓びでした。演奏の合間には、楽器の説明もあり、どんな音がするかなど、楽しい解説もしてもらえました。
令和2年は、のっけから新型コロナウイルスの感染防止策のために、コンサートや文化祭、そのほかいろんなイベントが、軒並み中止になって寂しい思いをしますが、感染が収束したら、また心を潤す室内楽をしてもらいたいものです。弦楽四重奏を奏でたくれた四人のおねえさんに、地元の幼な子たちが、「また聴かせてくださいね」と、感謝と願いの花束を手渡しました。
額に入れた連獅子、のし飾り、籠と花、朝日に鶏の布軸など、和会(なごむかい)の手づくり作品コーナー。
自然の風景を再現しながら松などを自分で仕立て、飾って楽しむのが盆栽。すがた形をめでる盆栽コーナー。
横額「無料壽」、立て額「此中有真意」など、力作がならぶ女性書道コーナー。
季節の花を使ったいけばなコーナー。