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吉浦ロマン

瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。

さらば吉浦名物のアーケード

JR吉浦駅前の呉市吉浦本町商店街のアーケード(長さ約110メートル)が、解体撤去されることになりました。
1961
年にできたアーケードは、「この道通りゃんせ」といわれるほど、およそ64年間にわたって、街のシンボルとして親しまれてきました。いまではあの賑わっていた商店がほとんどなくなり、駐車場通りか、シャッター街、といわれるほどにさびれています。アーケードの維持管理が難しくなったようですね。10月の吉浦かに祭りが終わったら、解体工事がはじまり、12月中に撤去される見込みであるそうな。淋しいなぁ。

 

高さ5メートル、幅5メートルのアーケード通りには、最盛期には約40店舗あったんですってよ。それが今では8店舗。いくら何でも、アーケードの景観としては、いまイチ。侘しいですね。これからは青空を仰ぎながら、雨の日は傘さしながら、風の日には下を向きながら、ゆったりと、この道を通りましょう。

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コメント

1. 吉浦アーケード

本屋、スーパー、布団屋、学生塾、靴屋、クリーニング屋、不動産屋、チケットコーナー・・・いろんな業種の店が並んでいましたよね。この道は今でも、これからも、よく通ります。少しづつ商店がなくなり、淋しい思いがしていましたが、ついにアーケードそのものがなくなるんですねぇ。悲哀、切なさを感じます。

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