吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
「少子化や絶滅危惧種鯉のぼり」。よしうら保育園の園児らがつくった鯉のぼりが、青空に気持ちよくたなびく。近年、少子高齢化や住宅事情のせいか、吉浦の街なかでも、鯉のぼりを見かけることが少なくなった。5月こどもの日を前に、鯉の滝のぼりのごとく、ロープにはられ天をめざす鯉のぼりたちに、フレッシュな時代感覚をおぼえ、心が華やぐ(吉浦東本町で)
園庭に舞う園児の手作り鯉のぼりの胴体には、カラフルな色のウロコ。そのウロコには、夢のある楽しい願いごとを書いて貼り付けてあるのもみえた。
吉浦の西側を流れる宮川の路地を歩いていると、蒼い空に気持ちのよい鯉のぼりが泳いでいました。吹き流しに続いて、金太郎が乗っかっている黒い色の強そうなお父さん鯉、それに添うようにやさしい赤いお母さん鯉、そして成長しつつある子どもの青い鯉、さらに一番下には、緑色した幼い子どもの鯉・・・。眺めているだけで、元気をもらえました(吉浦西城町で)。
吉浦の家並みがみえる山の手に上がってみました。あの鯉のぼりが、元気よく、気持ちよく泳いでいました。5月5日の「こどもの日」、鯉のぼりを掲げ、子どもの平安と成長を願う思いが伝わってきました。
国の総人口(2025年2月時点で)1億2,354万人のうち、15歳未満の子供の人口推計は、1,401万人だそうな。次代を担う子供は、国の宝。そんなことを思いながら、「屋根より高い鯉のぼぅりぃ、大きい真鯉はお父さん、小さい緋鯉は子供たぁちぃ、面白そうに泳いでぇるぅ」と、鯉のぼりをながめながら、歌いました。
気持ちのよく晴れ渡った青空に、青色、赤色、黄色、桃色、緑色のユニークな手作り鯉のぼりが、ふうわりフワリと泳いでいます。青葉若葉のこの時期には、通りに面したこの大心保育園の広場で、鯉のぼりを楽しめます。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、保育園は休園になっていますが、コイのぼりは、天空に向かって泳いでおり、道行く人の心をなごめていました。(吉浦中町で)
道路はさんで右側の黄色の建物が、大心保育園。保育園の向い側に、コイのぼりが泳いでいました。
吉浦郵便局に切手を求めに出かけました。普段は赤い郵便ポストがあっても、目にとまることはありません。ところが、オヤッと一目をひきました。ポストに真鯉と緋鯉の鯉のぼりのシールステッカーが二組はりつけてあるからです。白っぽい雲までつけてありました。子供の健やかな成長への願いが伝わってきました。そして、右下のには、端午の節句に食べる柏餅のステッカーがふたつ。「五月五日はこどもの日」と赤い文字ありました。郵便局の乙な心になごみました。
町内には、赤いポストがあちこちに設置されていますが、鯉のぼりのあるポストは、吉浦郵便局前のポストだけ。見ていると、楽しくなってきますよね。
お父さん、おかあさん、こどものミニミニ鯉のぼりっていうのでしょうか。それぞれに背びれがついているだけでなく、竿には矢車があるだけでなく、青空と白い雲まであしらっているこまかい配慮。感心しました。(吉浦中町で)
園児らがつくった楽しい鯉のぼり。ウロコをよくよくみると、園児らが描いた子鯉なんですね。なんともユーモアにみちた鯉のぼりだこと。
グルグルと丸い色のついたウロコは、目を表わしているのでしょうか。いろんなことを想像させてくれますよね。
園庭にピンと張ったロープに、園児らの合作の鯉のぼりがのんびりと天空に舞うさまが楽しいですね。
今年は、新型コロナウイルスの感染防止のため、休園のやむなきにいたっています。例年は、5月5日子どもの日に相前後して、幼稚園のベランダに鯉のぼりがはりつき、園児のすこやかな成長を寿ぎます。
JR吉浦駅前に、吉浦本町アーケード商店街があります。そのアーケードを過ぎたすぐのところに、人目をひくものを見かけました。鯉のぼりです。自動車や、人が行き交い、陽も照る目抜き通りに、長い胴体を縮めて、ビニールでくるまってる緋鯉の鯉のぼり。寸足らずの姿が、なんともおもしろく、愛嬌を感じます。この時期になると、毎年店頭に飾ってあるんですよね。目の保養によろし。こどもの成長を見守る鯉のぼりに、心がなごみます。
「上を向いて歩こう」という歌がありますよね。吉浦中町の、とある道路を歩いて見上げると、なんとも気持ちのよい「吹き流し」と「鯉のぼり」が、青空に浮かんでいました。金太郎が乗っかてる真鯉、色あざやかな緋鯉、天空よりも青い子鯉・・・吉浦の街は、コイの季節をむかえました。5月5日の子どもの日前後は、吉浦の街なかの、あっちこっちで、コイのぼりをみかけられるのが、楽しみです。
吉浦漁港に近い吉浦新町では、民家のベランダから、鯉のぼりが泳いでいました。
大きく口を開けて、清い大気を吸い込んでいる「吹き流し」と「鯉のぼり」を見ていると、元気がもらえました。背景のマンションふうのビルは、海上自衛隊呉造修補給所貯油所の隊員用の14階建て吉浦宿舎。
吉浦本町の民家で見かけた鯉のぼり。やっぱり、鯉のぼりは、青空が似合いあすよね。青い海も連想させてくれるし、子どもの健やかな成長を願う心が、通る人の心にもうつります。
吉浦小学校の近くの路地で見かけた鯉のぼり。天気がよいから、おフトンも干してありました。鯉のぼりは、さわやかな季節を感じさせてくれます。