吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
吉浦まちづくりセンターに、林夕佳健康運動療法士を迎えて、吉浦町民対象の健康づくり講演会がありました。壇上で自ら体操の手本を示す「機能改善運動教室」。(吉浦東本町で)
会場に流れる軽快な音楽を耳にしながら、療法士のリードで体をねじったり伸ばしたり、爽やかな汗をかく参加した吉浦町民
自治会の回覧板に添付されたチラシ(左)。右は健康づくり手帳に記載されている吉浦地区健康づくり運動普及推進協議会の健康指針
吉浦まちづくりセンターで、「笑顔いっぱい健康づくり」の願いを込めた「体力測定教室」が開催されました。この教室は毎年開かれており、ドリンクおみやげ付きで参加は無料。開眼片足立ちや腕を伸ばして長さを測るファンクションリーチ、握力、10m歩行、超音波骨量測定などがありました(吉浦東本町で)
骨密度測定では、超音波骨量測定装置を使い、若年成人の平均値と比較したり、同年齢の骨評価の平均値と比較して、自分の骨密度の状況を知ることができました。
町内の自治会掲示板に貼られた「体力測定教室」の広報チラシ。
すべての測定が終わると、呉市保健所・西保健センターの担当者
から、総合評価による生活上のアドバイがもらえました。
呉市の吉浦集会所で、高齢者福祉行事として、「いきいきサロン」が催されました。「元気体操」で体を動かし、心のふれあいを愉しむ参加者。新型コロナの感染防止のため、マスクは欠かせません。
「高齢者のフレイル」についての解説や体温と血圧測定もありました。
吉浦運動場の細い坂道をへだてた広場に、ストレッチバー、トレーニングベンチ、背伸ばしトレーナー、ぶらさがり器という4基の健康遊具があるので、出かけてみました。体を伸ばしたり、曲げたり、ねじったり…、健康遊具はまさに、呉市保健所の健康増進課が設置したすぐれものであることを体得しました。緑の丸い説明板をじっくり読んで、健康遊具に親しみました(吉浦西城町で)
背筋、腹筋強化器具のぶらさがり器。
身長にあわせて、どちらかのパイプにぶら下がります。年齢と体力によりますが、およそ30秒か60秒のあいだ、ぶらさがって背筋を伸ばします、と説明が記してありました。
全身強化器具のストレッチバー。
自分の高さに見合ったバーを握り、自由な姿勢でストレッチ運動を行います、と記した説明板。
背筋・柔軟性強化器具の背伸ばしトレーナー。
両脇のバーをつかんで、背伸ばしを行います。背筋増強と柔軟性向上の効果があります、と記した説明板。
腹筋・頚部強化器具の多目的トレーニングベンチ。
あお向けに寝そべっての腹筋や首伸ばしなど、多目的に運動が行えます、と記してあります。
「吉浦運動場で健康づくり。健康遊具で健康寿命を延ばしましょう」と呼びかけるチラシ。吉浦まちづくりセンターの体力測定教室でもらいました。
健康遊具がある広場から望んだ吉浦の街なみ。大麗女島と小麗女島が吉浦湾に見えます。眼下にひろがる光景を眺めていると、心が癒され、目の疲れもとれ、眺望も健康遊具?と感じました。
吉浦文化団体連絡協議会と吉浦まちづくりセンター主催による「ウオーキング」が、年3回行われます。吉浦東本町からクレイトンベイホテル近くの築地町二川公園まで(画像)や、落走・呉ポートピアなど。ことし春のウオーキングは、新型コロナウイルス感染の拡大防止で、中止になりました。
二川公園往復8キロのジョギングでは、国道31号線の上にある吉浦横断歩道橋を渡り、神賀川のそばを歩きました。
高さ30メートルの二本の煙突があるクレトイシ工場のそばを歩くウオーキング参加者。
ウオーキングコースは、平坦な道ばかりではありません。歩道橋の階段あり、車道と歩道の区分けのない道あり、坂道あり、平坦な道あり、細い道、広い道、曲がり道など、歩けば色んなものが目にうつり、面白くなります。
出発まえには、吉浦まちづくりセンターの柱に貼られた手書き地図で、ウオーキングコースの説明がありました。
ウオーキングをするにあたって、手足、体のウオーミングアップ体操をしました。
秋の体力測定教室が、吉浦まちづくりセンターであり、健康志向の参加者で賑った。
運動機能の測定は、①開眼片足立ち、②ファンクショナルリーチ、③タイムド アップ アンド ゴー、④握力、⑤10m歩行。このほかに、血圧、脈拍、体脂肪率、身長、体重、骨密度の測定をした(吉浦東本町で)
バランスよく立っていられる時間をはかる開眼片足立ち。腰に手をあて、1分間クリアできるかどうか。5段階評価で、点数が低いと、転びやすくなる、階段の上り下りでふらつく、溝や物をまたぐのがむつかしくなるそうな。
直立し、腕を肩の高さに上げた状態から、前方に手をできるだけ遠くに伸ばし、その長さをはかるファンクショナルリーチ。動的バランスや柔軟性が分かる。
会場に来た時と、すべての測定が終わり出て行く時に、血圧を測る。
超音波パルス反射法と超音波パルス透過法を併用した超音波骨量測定装置「ビーナス」で、骨幅の測定や、骨質までの反射距離を測定する。踵骨だけの音速を測定し微細な骨梁変化を捉えるすぐれものなのだそうな。こうしてわかった骨密度から、若年成人の平均値と比較してもらえ、また、同年齢の骨評価の平均値と比較してもらえた。
呉市保健所・健康増進課の西保険センターから、係員が出向し、すべての測定結果を見ながら、分かりやすい健康アドバイスがあった。