吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
吉浦の街なかには、いくつか公園があります。第二公園には、こんな変てこな遊具がありました。造形的には何ていうのでしょうか。名称なんて、どうでもいいのです。安心して、楽しく遊べるものなら、子どもらは喜びます(吉浦東本町)。
ぐんにゃり曲がったり、穴があいていたり…。器用に、そして用心ぶかく、注意して移動したり、座ったり、滑ったりと、まあ変わり種の遊具に乗っかって、楽しんでいました。
11人の子が、このコンクリートづくりの黄色い曲線大遊具の上にいました。危なっかしいけど、怪我をしたなんてことを聞いたことがありません。変化のあるこの遊具と一体になって楽しむ子らを、しばし見とれました。
まずは助走して、丸太の斜面を途中までのぼる必要があります。そこに、二本の太い綱があります。綱を掴んだら、もう安心。ゆっくりと、上をめざしてのぼるだけ。二人がよーいドンと競争できますね。この幅のあるアスレチック斜面板が楽しめるのが、吉浦中町の「吉浦ちびっこ公園」です。
鎖が四角につながっている遊具。曲芸のような感じで、上に登ったり、左右に移動したりと、これまた、腕の力、指の強さをためすのが面白い。
曲線になった輪の間を、頭をぶっつけないように、慎重にあがったり、おりたりできる遊具ですね。
ジャングルジムもありました。ちびっこ達が楽しくすごせる変わり種の複合遊具は、見ていてもこころが弾んできます。
遊具ごとに、色がちがっているこまやかな心づかい。滑り台もちゃんとついています。
右に左に、前に後ろに揺れるゾウさんと、おウマさんの一人用スプリング遊具。このほかにも、鉄棒が公園の隅に備わっています。
循環バス「あじさい号」の停留所。吉浦ちびっこ公園と記してありました。
海の街「よしうら」には、海の近くにたのしい遊具があります。ピーターパンに出てくる海賊フック船長思わすキャラクター。海賊船のマストの見張り台から、黒いハットをかぶり、右の目に眼帯をし、右腕には鉤爪の義手をしている愛嬌のある船長が睨みをきかせているふうです。曲線の鉄パイプの梯子から甲板に上がり、そこからすべり台を楽しむ・・・なんとも愉快な遊具がありました。(吉浦新町で)
吉浦の街なかには、いくつか公園があり、楽しい遊具が備え付けてあります。吉浦湾が望める吉浦池ノ浦町の池ノ浦団地児童遊園では、その名のごとく児童用の、カラフルな複合遊具を目にしました。
少し曲がったトンネルすべり台と、二つ並んだすべり台。ここに遊びに来た幼子は、何度もすべりたくなるでしょうね。
白馬と赤馬がにらめっこしてるようなスプリング遊具。お馬にまたがり、少しだけ上下にゆれるんですね。青い海をながめて癒されるのは、大人のほうでしょうねえ。
振り子のように前後にゆらして遊ぶロッキング遊具。よく使いこなした年季が入っていますよね。
水飲み場もあり屋根付きのベンチもあり、親子でゆっくりできる安全な遊園。出入り口二カ所には、この遊園の名称「池ノ浦団地児童遊園」と記してありました。