吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
洪水、高潮、津波などによる一時指定避難所があるのを知ってますか?吉浦では5カ所にその施設があります。吉浦まちづくりセンター、勝法寺、誓光寺、吉浦小学校、そしてここ吉浦集会所。標識をしっかり認識することが大切です。吉浦集会所では、指定避難所といっても、地震と津波では避難できません。土砂、高潮、洪水の時に受け入れてもらえる、ということです。標識には、指定避難所ということが、日本語、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語で表記してあります。
駐車場が完備している県道278号線沿いにある二階建ての吉浦集会所。
海抜は17.3mなんですね。風水害時緊急避難所という赤い標識が、玄関横に貼ってあります。
集会所の広場には、藤棚があります。咲く季節になると、薄紫の藤の花が垂れ下がり、心がなごみます。
1. 吉浦集会所