吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
呉市の吉浦八幡神社では、7月第3日曜日に、どろおとしという夏越大祓いが催されます。しかし、2020年は、新型コロナウイルスの感染防止のため、中止のやむなきにいたりました。茅の輪くぐりには、境内の石鳥居にもうけられ、作法にのっとり輪をくぐる厳かな神事。一人で、家族で、恋人同士で、とさまざまに地元の人たちが訪れます。(吉浦西城町で)
茅の輪をくぐり、神殿で敬虔な祈りを捧げる参詣者。
罪や穢れを神様に落としてもらう「泥落とし」の夕方になると、三々五々に茅の輪くぐりに訪れる。
「どろおとし」の神事である茅の輪くぐりの意義を綴った案内文。
自治会掲示板に貼り出された2020年(令和2年)の「夏越え大祓い・茅の輪くぐり」中止の知らせ。
1. 茅の輪