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吉浦ロマン

瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。

熊手・餅まきの恵比須神社

 

呉市の吉浦中町には、恵比須神社があります。小さな神社ですが、地域住民は商売繁盛、開運、豊作大漁などの守護神として敬っています。大体が吉浦という地名が示すように、もともと海に縁のある街なので、民家の塀の上に鯛をもった恵比須さんの飾り瓦などをみかけることもあるほどで、中町の恵比須神社は、古くからこの地に祀られています。(吉浦中町で)

 

 

石鳥居の島木(とりき)と貫(ぬき)の間に掲げられている額束(がくつか)には、青銅製で「恵比須神社」と記してあります。

 

 


石鳥居の柱には、「昭和二十五年四月吉日」と刻んであるから、この鳥居の奉献した時期が分かります。

 

 

秋の恵比須祭りには、吉浦八幡神社の宮司を迎えて、御饌御酒(みけみき)をはじめ、熊手などをお供えし、厳粛に祭事が執り行われます。

 

 


秋祭りの沿道には、タコ焼きやビールやうどんなどのコーナーが設けられ、おさがりのご神酒がふるまわれます。ビンゴゲームで景品がもらえるとあって、祭典のあとは、長蛇の列。

 

 

恵比須神社通りの民家のベランダからは、餅まきがあり、これを楽しみに老若男女で賑います。

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コメント

1. お酒の振る舞いと餅まき

年一度の恵比須祭りは、楽しみです。吉浦八幡神社の宮司さんが凝られて、祝詞をきいたあとは、あの楽しみな鏡割り。吉浦情勢かいによるうどんコーナー、綿菓子、焼き鳥、ビールの販売、御神酒の無料おさがり、それに餅まきがもますよね。毎年楽しみにしています。でも、令和2年のお祭りは、コロナ禍で中止。さみしいなあ。

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