吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
全長143m、全幅18mの海自練習艦「かしま3508」が、吉浦湾の海上自衛隊呉造修補給所貯油所の第一桟橋に接岸しました。ヘリコプター訓練甲板がある「かしま」の勇壮な姿に、しばしみとれました。向こうの山並みは、江田島。
給油中は、万一のオイル漏れにそなえ、オレンジ色のオイルフェンスが、「かしま」のまわりに張り巡らされました。
練習艦「かしま3508」は、アメリカ(真珠湾、サンディエゴ、ニューポート、フォートローダデール、アンカレッジ)、メキシコ(チアパス、マンサニージョ)、キューバ(ハバナ)、チリ(バルパライソ)、エクアドル(グアヤキル)、カナダ(バンクーバー)、ロシア連邦(ウラジオストク)、韓国(ピョンテク)に寄港したり、マゼラン海峡や北極海航行するなど、国内外の活動を、ほこらしく感じます。
1. 無題