吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
海上自衛隊の運貨船(YL17)が、吉浦の海上自衛隊呉造修補給所貯油所の第二桟橋で、燃料の入った空色のドラム缶を巨大アームで積載している珍しい光景を目にしました。二缶一緒に吊り下げていました。
運貨船YL17は、全長27メートル。クレーンも備えているコンパクトな海上自衛隊の小型船。
第一桟橋には、民間巨大タンカー「旭竜丸」が、貯油活動をしていました。貯油基地には、地上と地下に燃料タンクがあり、敷地なに空色の燃料ドラム缶や茶紺色ふうな燃料ドラム缶を観ることができました。
貯油には、色んな民間オイルタンカーが接岸貯油しにきますが、全長104.47m、GT(総トン数)3,90トンの大きな旭竜丸を見ていると、勇壮な感じがしました。
吉浦の山には、桜と梅の花が同時に咲いている風景を楽しめました。
1. 桟橋接岸の官民の船