吉浦ブログ 忍者ブログ

吉浦ロマン

瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。

掃海母艦「ぶんご464」や廃油船、油船出入りの吉浦湾

長さ141m、幅22m、基準排水量5700トンの掃海母艦「ぶんご464」が、吉浦湾の海上自衛隊呉造修補給所貯油所第一桟橋に接岸し、長い時間をかけて燃料補給をしていました。

 

  エジプトのアレキサンドリアまで平均速力18Ktで無寄港連続23日という海自史上初の長期連続航行を行い、イスタンブールのハイダルパシャ港に、災害救援した掃海母艦「ぶんご464」。その輝かしい業績は、今も語り継がれています。

 

  第一桟橋には、廃油船「YB105」と曳き船「YT98」がぴったりくっついて、作業を終えて出向するめずらしいショットをみることができました。

 

  二隻のタグボートによって、掃海母艦「ぶんご464」が離岸し、吉浦湾の真ん中あたりに出てきたら、油船「YO25」が補給作業にやってきました。なんと賑った大忙しの12月1日の吉浦湾でした。

 

 
向こうの島影は、江田島。キラキラひかる午後の吉浦湾は、海自の巨艦と小舟のロマンが漂いました。

 

補給を終えた掃海母艦「ぶんご464」の甲板には、隊員の姿が茫洋とみえました。

拍手

PR

コメント

1. 初冬の吉浦湾

色んなお国の艦船が吉浦湾に入る勇姿は、誇りを感じますね。掃海母艦ぶんごは、ビルのように大きいですね。

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

最新トラックバック

P R

プロフィール

HN:
吉浦遊歩人
性別:
非公開