吉浦ブログ
吉浦ロマン
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
星がきらめく夜空を、二頭のトナカイがソリを引っ張る…。地上では、ツリーが灯り、石灯籠の近くに雌雄のトナカイ…。かたわらで愛らしい雪だるま、今ふうにいうスノーマン…。吉浦焼山線の県道278号線沿いにある町家に、幻想的なイルミネーションが輝いていました。おとぎの国に導かれたようで、しばし佇みました(吉浦本町)。
この二階建てのお家では、これまでクリスマスが近づくと、家を取り囲むように、華やかなイルミネーションで、冬の風物詩を楽しませてくれます。闇夜ファンタジーに、道行く人は、立ち止まって、しばし眺めたり写真撮影しているのを、見かけます。年明けまで、この光景を見ることができます。
昼間に見たお家。
1. ポエムとロマンの夜