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吉浦ロマン

瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。

宇根川のそばに立つ屯田兵

 

吉浦新出町の傾斜を流れる宇根川。川の表示板は、かなり錆びついていました。まだ判読できますが、数年したら、作り直してもらわなくては、と思いながら、表示板の文字を読んでみました。「土石流の発生する恐れがありますので・・・」。はあ、だから危険渓流なんだ、と納得しました。

 

 

 この宇根川は神賀川へと注ぎこみます。細い川沿いの道から、おっこちないように、ガード柵やガードレールがついています。

 

 

絵解き地図のような「砂防指定地 宇根川」の表示板。現在地が中央に白っぽく示してあるのが、ようやく分かります。絵図を見れば、この川の左には、砂防ダムが数カ所あるようです。いや、砂防ダムではなくて、橋かな。川を辿ってたしかめなくては。こういう表示板をみて、川を探訪するのは、楽しいことです。吉浦の街なかを流れる12本の川巡りのおもしろさ。

 

 

宇根川沿いの町家の庭に、屯田兵のような門兵の大きな男性ブロンズ像が立っていました。笠帽をかぶりアゴひもでむすび、詰め襟、七つボタンの制服、地下足袋と草鞋を履き、横腹に手を当て、顔を上向きにして遠くを見つめているオブジェ。いつか、お家の人にいわれを聞いてみようと思いました。

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コメント

1. 立て札

川の名前を記した立て札が、錆びてますね。長い歳月・・・風雪を感じます。銅像がなんとも威厳がありますね。私も歩いてみよう!

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