吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
新型コロナウイルスの感染防止策で、地元の呉市立吉浦小学校は、分割授業でしたが、6月1日から正常授業になりました。親御さんは、ホッと胸をなでおろしていることでしょう。山の手に近い吉浦の奥の坂道を下り、ランドセルを背に、交通安全の黄色い帽子をかぶる児童たちが、元気よく登校していました。友だちと通学路を歩き、登校する姿は、ほのぼとします。
1. 奥の坂道