吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
陽を浴びて、のぼりが、気持ちよくはためいていました。よく見ると、錨マークとカキをデザインにした「呉産かきは日本一」の二種類ののぼり。カキは、今が旬なんですよね。吉浦町池田の沖合や、倉橋島の音戸などでカキ筏をみることができます。カキは、スーパーの魚コーナーで見かけますし、全国発送しているお店もあります。こののぼりは、吉浦漁港に架かる西浜橋で、パタパタとはためいていました。
「知っていましたか 掃除をする事で 心の中まで きれいになることを。知っていましたか ゴミを捨てる事で 心の中まで よごれていくことを」と。ガードレールの橋の欄干にある美化意識を高める吉浦漁業協同組合の詩です。近頃は、プラゴミが国際的な規模で問題視されてますよね。ポイ捨てから海洋投棄…。考えさせられる詩ですね。
「にしはまばし」という銘板が、ガードレールの欄干の端に貼りつけてありました。
1. 海をきれいに