吉浦ブログ
吉浦ロマン
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
郷土誌「ふるさとよしうら」
呉市吉浦の歴史を知るには、人物や物事、できごとが盛り込まれている地元ならではの興味深い本のひとつとして、小冊子「ふるさとよしうら」があります。読んでみると、ただ単に、吉浦のむかしばなしということでは看過できない貴重な文献であり、史料であることを感じました。温故知新という言葉があるように、ルーツを知り、文化を継承し、道を開くにふさわしい郷土史を、大切にしたいと思います。吉浦郷土史研究会が発行しているB5版の「ふるさとよしうら」。
第55号の目次の一部
1. 吉浦郷土史