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吉浦ロマン

瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。

大理石はめた赤木橋

 

吉浦・神賀川の上流に、コンクリートづくりの赤木橋が架かっています。神賀川には、無名の橋や名前のついた神賀橋など数多い橋を見ることができますが、この赤木橋は親柱に白い大理石をはめて、橋の名前が記されています。橋の表札ともいうべき親柱の両端四カ所に、大理石を使ってあるのは、吉浦ではこの赤木橋だけです。珍しいというか、手の込んだつくりに、橋をつくった心意気を感じました。この橋を通って山の方向に進むと、二年前夏の集中豪雨で、土砂崩れで墓も骨も流れ去ったあの谷間に向かいます(吉浦新出町で)

 

 

幾星霜も風雪に耐えているのでしょう、親柱が傷んでいました。平仮名で「あかきはし」と橋の名前を刻んだ大理石も、上のあたりが黒っぽくなっていました。

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コメント

1. なつかし赤木橋

この橋を通って、魚見山だの鉢巻山を登頂します。もちろん愛車もこの赤木橋を通過して、奥まった吉浦の墓地の空き地に止めておくんです。便利な橋ですよね。

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