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吉浦ロマン

瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。

「志」の漢字に濁点がついた神賀橋

 

国道31号線の下を流れる神賀川に神賀橋がかかっています。「神賀橋」と記したこの親柱は、少し傷つき、欠けていました。

 

 

吉浦東本町の海寄りからみた親柱には、「志んがはし」と刻まれています。よおく見ると、な、なんと、「志」に濁点がついています。こんな字は、学校で習っていません。広辞苑の辞書にも載っていません。「じ」と読ませる、ま、あそび心というべきか。当時のお役所もオツなことなさる。

 

 

吉浦東本町側からみた神賀橋の親柱。「昭和1412月竣工」と記してあり、相当な歳月を経た橋であることが、実感できました。橋の上には、吉浦横断歩道橋がかかっています。

 

 


「神賀橋西詰」と、橋の名前が表示されている国道31号線の信号機。

 

 


「神賀橋」のバス停。

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コメント

1. 昭和のにおい

いかにも昭和という橋の名称。楽しい。

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