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吉浦ロマン

瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。

薄化粧と花笑みの茶臼山

  「梅は咲いたか桜はまだかいな…」。明治時代に流行した俗謡「しょんがえ節」を基にした江戸端唄(はうた)を口走りたくなります。吉浦の山すそのあちこちに、白梅だの、紅梅だの馥郁と咲いた花が香りを漂わせました。紅白梅といえば、切手にもなった尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」を思い浮かびます。梅花を透かして見る茶臼山と冬の青い空。有料道路のクレアラインもみえました。のどかな吉浦の山の光景がすてきです(吉浦東本町の山手からのぞむ)。 
  
   
  瀬戸内海に面した吉浦は、温暖の地ですが、雪をかむることだってあります。雪が降るなんて、年間をとおして3回もない土地柄ですが、昨年(2019年)2月には、めずらしく茶臼山の雪化粧をみることができました。こういう光景って、めったに見られません。吉浦本町3丁目の駐車場から眺めた「茶臼山」です。

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コメント

1. 珍しや冠雪の茶臼山

吉浦の地は、雪がめったに降らない所ですよね。雪山になった茶臼山の画像、貴重ですねえ。

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