吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
広島市の隣接市が戦艦大和を造船した呉市です。その呉市の
西側に吉浦という町があります。
JR広島駅からJR呉線に乗って11番目の駅が、「吉浦」。
人口は2025年1月末現在で、4,740世帯、9,121人
(男4,373人、女4,748人)の穏やかな町です。
三方を山に囲まれ、瀬戸内海に面しており、倉橋島や江田島
が遠望できます。
空から見た呉市吉浦。正面の山は茶臼山。右側の山は鉢巻山。びっしりと建て込んだ町家の山の手に、広島市内と呉市内を結ぶ高架のクレアラインが見える。
左手前は、海上自衛隊呉造修補給所貯油所。
山の手から見た吉浦。瀬戸内海のむこうに、茫洋とかすむ左の島は倉橋島。
中央の島は東能美島。右の島は江田島。
1. 吉浦遠望