吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
呉の港からフェリー連絡船に乗って、江田島の小用に向かいました。船上から人口約1万人の吉浦の街を眺めることができました。屏風のような山並み。海岸ちかくの高層マンション。民家もびっしり。クレアラインの高架道路も目にはいるパノラマ。
吉浦の外から眺めた吉浦は、里山があり、里地があり、里川が流れ、里海のあるロマンな街だとあらためて感じました。
1. 吉浦やああ吉浦や