吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
北と東と西の三方を山に囲まれ、南に海をのぞむ呉市吉浦のまち。中央に14階建ての高層マンション2棟がひときわ人目を引きます。大麗女島と小麗女島までが吉浦湾。
びっしり建て込んだ呉市吉浦の空からの眺め。吉浦地区の人口は、令和7年1月末現在で、9,121人(男4,373人、女4,748人)で、年々減少傾向にあります。人口減少はなにも吉浦に限ったことではなく、いまの日本の現象なんですね。この日本の片隅、吉浦に暮らしている人は、自治会の「思いやり、感謝で、楽しい町づくり」を合言葉に過ごしています。右側の白く横長の建物が、吉浦小学校の校舎の一部。
1. 山と海に囲まれ