吉浦ブログ 忍者ブログ

吉浦ロマン

瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。

陸をいく親子の御船

   勇壮な掛け声が響くなか、吉浦八幡神社の石の大鳥居をくぐって、石段を一段一段と踏みしめ宮上がりしていくのは、宮花自治会の子供会の小船みこし。参詣の善男善女が、固唾をのんで見守っています。その下のほうには、親船ともいうべき宮花自治会・御船會の大船みこしが待機しています。秋の吉浦カニ祭りには、この大小二艘の御船みこしのほかに、だんじり、神龍、酒樽、米俵などのみこしが、次々と、宮上がり、宮下がりをします。(吉浦西城町で)



  
大船みこしは、八幡神社の境内に入ると、手水舎のそばに建つ角丸神社にごあいさつをします。小さな祠だけど、宮花町にゆかり深い神社。この角丸神社の前を通り、吉浦八幡神社の神殿へと向かうのです。



 
八幡神社の拝殿に駆け上がって、鎮座ましますご祭神にごあいさつ・ご奉告する宮花子供会の小船みこし。

拍手

PR

コメント

1. 親船と子船

まあ大きなというか、長いというか、重そうというか、お船みこしは勇壮ですね。吉浦はいい漁港があるから、漁船に因んでお船祭りがうまれたんでしょうかね。

カレンダー

05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

最新トラックバック

P R

プロフィール

HN:
吉浦遊歩人
性別:
非公開