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吉浦ロマン

瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。

カニ祭りの発祥はワタリガニ

 

波おだやかな吉浦湾をはじめ瀬戸内海では、ワタリガニがよく獲れたそうな。旬は、もっぱら晩秋から春。ワタリガニの大漁・豊漁に感謝を捧げることが、そもそもの吉浦八幡神社におけるカニ祭りの発祥になったということなんですって。吉浦の食品スーパーや、ゆめタウンの鮮魚コーナーでは、秋になると、ワタリガニがわんさと並びます。しおゆでにしたり、蒸しガニで食べたり、みそ汁に入れたり・・・と、料理法は多彩。黄褐色の横長で六角形のような甲羅には、白い水玉模様があり、ハサミや脚は青みがかっていますね。

 

 

青銅のゆるやかな屋根が気持ちいい吉浦八幡神社の奥宮。人は本殿とも本堂とも呼びあがめています。日ごろの参詣をはじめ、ボーイスカウトの行事や巫女舞いの練習、とんどまつり、慰霊祭など、町民の暮らしに深くつながっていますが、なかでも賑うのが吉浦カニ祭り。毎年10月第一日曜日の例大祭をはさんだ三日間は、街をあげての奉祝祭礼となります。(吉浦西城町)

 

 

吉浦カニ祭りには、だんじりやいろんなお神輿が繰り出ますが、太鼓、笛、鉦の鳴り物は、荘厳で威勢のよい音が、境内いっぱいに響きます。

 

一の大鳥居まえに集まった吉浦カニ祭り参詣の善男善女。ここから、百十数段の石段をお神輿や太鼓の列が上がりくだりします。

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コメント

1. ギザミともいいますね

紫色がイラリあざやか。茹でて、甘酢の皿で食べています。秋でなくとも、年中、ゆめタウンの鮮魚コーナーで打ってるから、よく買います。カニ祭りには、もうなんてたって、ギザミですね。

2. ギザミともいいますね

紫色がキラリあざやか。茹でて、甘酢の皿で食べています。秋でなくとも、年中、ゆめタウンの鮮魚コーナーで打ってるから、よく買います。カニ祭りには、もうなんてたって、ギザミですね。

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