吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
先陣をきってお旅所に着いた東町奉賛会の威勢のいい「ちょうさい」(吉浦新町で)
一区自治会・魚見会の「獅子舞い」
魚見会稚児による華やかな「花笠おどり」。この場で、鬼が出てきて獅子を退治する舞いが圧巻。
地酒「水龍」の酒樽にワタリガニが乗っかった二区自治会の「御神酒みこし」。
時折、口からすさまじい白煙を吐きながら進む四区自治会・神龍保存会の「神龍みこし」。
宮花自治会の「御船みこし」。
カニ祭りでお旅所に渡御する「吉浦八幡神社の神輿」。担ぐのは、海上保安大学校の大学生。その後を神主、巫女などが続く。この「神社神輿」のために、お旅所が賑う。すべてのおみこしや、鉦笛太鼓、花笠踊り・獅子舞い・ばくろうのお旅所披露は、「神社神輿」を奉祝するためにあるのです。
「神社神輿」が据えられると、お旅所は荘厳な雰囲気につつまれます。
宮西自治会の6俵をかたどった「御蔵米みこし」。
地酒・水龍の酒樽をのせた10区の「御神酒みこし」。
10俵を乗せた本町自治会の「御蔵米みこし」。
東上祭礼委員会の笛太鼓がしずしずと進む。「神社神輿」のまえで、威勢のよい太鼓と笛の音を響かす。
八区自治会・松葉青年会の「鉦と笛と太鼓」。このあとの暴れ太鼓は目をみはるものがあります。
五区自治会の笛太鼓の列が、「神社神輿」に向かってすすむ。
1. 古式ゆかしいカニ祭り