吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
吉浦と焼山を結ぶ県道278号線の途中に、鍋土峠方面と鳴滝(なるたき)・烏帽子岩山方面の案内標識を目にすることができます。吉浦の観光名所のひとつ「鳴滝」の道標。
表示された道を行くと、「鳴滝」という立札があり、茂みの奥にゴツゴツした岩があり、その岩に水が流れ落ちる滝が見えました。吉浦の鳴滝(なるたき)です。
「ここは鳴滝 清らかに 鳴は滝の水」という白い文字の立て札が、道そばの近くにありました。杭には、「鳴滝」と記してあります。
鳴滝を眺めていると、気持ちよくなります。滝の水は、やがて吉浦大川に流れ込みます。
鳴滝に行く途中にある宝くじの普及宣伝事業として整備された案内板。「中国自然歩道」「烏帽子岩山ルート」と大書されたこの案内板に、鳴滝の写真と現在地の地図が記されています。
1. 鳴滝