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吉浦ロマン

瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。

湧き出る水 

石組みの底に、清らかな水が湧いています。ここは吉浦松葉町の細道にある泉です。覗いてみると、きれいな砂が見えました。澄み切った水は、昔から、涸れたことがありません。



吉浦は、細道、坂道、曲がり道が多い。散歩していて、人に出会えば、優しい声がかえってきます。



泉に辿り着くには、吉浦駅乗りあいタクシー「あじさい号」が通る市道から、
23分、山の手の急坂の細道を上がらねばなりません。散歩にはちょっときついけど、泉を見ると、やすらぎますね。



石垣の途中にあるこの泉で、そばにある紐のついたバケツで水をすくい、手を拭ったりするのに重宝します。石組みが面白いですね。

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コメント

1. 山手の泉

散歩していて、こういう泉に出会える吉浦って、ほんとロマンな町と思います。もう、これは吉浦遺産とか、吉浦新名所という趣きがありますね。

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