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吉浦ロマン

瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。

白壁の美観路地

 土蔵があり白壁のある道を歩くと、心が清くなる気がします。そんな思いで散歩する小道が、吉浦東本町にあります。ほそい路地ですが、宅急便や郵便局の軽自動車、自転車なども通ることがあるから、歩行には注意が必要です。この美観路地を、若い母親と小学生が歩いていました。ああ、メルヘンな絵になる、なあんて思いました。



  
童謡「通りゃんせ」をつい口ずさみたくなるような細道。ここは、行きもよいよい、帰りもよいよい、って言いなおす気持よい細道。誓光寺の正門前から地酒水龍蔵元の前を通って、第二公園を横目に見ながら、ほどなく行くと、この道に出るんですよね。遠回りになるけど、この美観路地を通りたいために、わざわざ散歩道にしています。




 
土蔵の足元付近は、黒と白の幾何学模様の「なまこ壁」になっています。継ぎ目の部分が、かまぼこ型のように漆喰で盛り上がっており、これが海の「なまこ」に似ているから、「なまこ壁」と呼ばれるんだとか。散歩するたびに、このデザインが目に入り、癒されます。



  
ちょっとはなれた同じ東本町の路地でも、なまこ壁を見かけました。

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コメント

1. 美観通り

おかあさんとランドセルを背にした児童、なんと微笑ましい。この道は、白壁なまこ塀の路地だから、歩くと、心なごみますよね。

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