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吉浦ロマン

瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。

曲がる電信柱 

 

都会では、電話線や電線などを地中に施し、電信柱なるものを撤去し、さわやかな道路景観を感じることがあります。吉浦では、細い路地があちこちにあり、電信柱をすこしでも道の端に寄せて、通行の便宜をはかるという工夫があります。白壁に添うように電信柱が立てられ、屋根に突き当たる前に曲げるという面白さ。知恵を絞ったというか、知恵をいかしたやり方…。そういえば、ガードレールを支える柱や、カーブミラーの柱も曲げて立てられているのも、よく目にします(吉浦東本町で)

 

 

下から見上げてみると、まっすぐな電信柱のようですが、上のほうでカーブしているのです。柱には、「NTT 東本町」という表示板がついていました。

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コメント

1. 特殊電柱

車の通行、人の往来のため、電信柱を曲げて建てるなんて光景は、この路地ならではですね。おもしろ。

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