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吉浦ロマン

瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。

道路わきに畳と障子

 

骨組みだけになっている障子の建具が、道路にズラリと並べてありました。古い障子を剥がし乾かしているのがわかります。もうすぐ真新しい障子紙が貼られることになるようです。焼山吉浦線の県道278号線沿いで、見かけた光景です(吉浦本町で)。

 

 

 
軽自動車には、10数枚の真新しい畳が積み込んでありました。出来上がった畳を、依頼主のお家に運ぶのでしょうね。数えてみたら、14枚。イグサのあの独特な香りが漂いました。

 

 

 

       
道路わきの畳屋さんの看板が、二階の壁に「シタサキ」とカタカナで掲げてありました。お盆前後や年末にかけて、障子の貼り替えが多くなると聞きました。

 

 

ガラス戸には、網戸、ふすま、障子、畳の黒や赤いたて文字が貼ってあり、親しみのわく佇まいを感じました。

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コメント

1. 畳屋さん

イグサの香りのある部屋ってのは、気持ちいいですよね。畳は日本の文化。畳屋さんの活躍、期待してます。

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