吉浦ブログ
吉浦ロマン
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
吉浦小学校の正門前の通りを歩くと、店先に染付皿や青磁の壺、石灯籠が並べてありました。骨董屋さんですね。中に入って、店主に扱い商品を見せてもらいました。伊万里・有田の三尺皿だの抹茶茶碗、ぐい吞みから猩々、布袋の像、線香など、目を引きつける珍品が所せましと並んでいました。店主の陶磁器の説明を聞き、焼き物談義をしていると、骨董への尽きぬ関心と魅力がわきました(吉浦中町で)
店 の入り口に、貫禄ある板材に、「古美術 久令」というお店の看板が印象的です。
1. 吉浦の骨董屋さん