吉浦ブログ
瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。
吉浦宮花町の宮花川そばに、「大本山 薬師寺派 慈光院」があります。大木を平板にして大書した看板。つい見とれて佇みました。(吉浦宮花町で)
お寺の人に聞くと、昭和60年代に創建され、薬師如来がいらっしゃるそうな。「8のつく日にはお経をあげているから、どうぞ」と自由参拝ができることを知りました。広い駐車場も備わっていました。後ろのビルは、14階建ての自衛隊宿舎(吉浦宮花町で)
庭には、子安地蔵尊が立っていました。宮花川のそばにある小径に向いており、道ゆく人をやさしく包み込むふくよかなご尊顔が印象的です。
吉浦トンネルの出入り口すぐの国道31号線沿いにある慈光院の白梅の古木は、春先になると、見事な花を咲かせます。
1. お地蔵さま