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吉浦ロマン

瀬戸内海に面した呉市吉浦。弥生石器が出土したこの街・吉浦を歩いてみると、昔ながらの人なつっこい人情や情緒を感じます。「かくまでに 思はざりしに 来てみれば いと住みやすき よし浦の里」。この歌は、吉浦八幡神社の山の手の歌碑公園に建立されています。紫式部の父である筑紫守・藤原為時が詠んだ和歌です。いにしえの歌そのままに、今も通じる住みやすき吉浦を、画像で捉えてみました。

建物財産標とレール作品

 JR吉浦駅のプラットホームの柱に貼ってある「建物財産標」。小さいその標には、「日本国有鉄道 建物財産標 財第13号 鉄 C駅 旅客上家 明3610月」と記されています。明治36年といえば、西暦1903年。この吉浦駅が営業開始した年に因む珍しい標。まさに鉄道のお宝だと思います。



 
「建物財産標」は、改札口から跨線橋を通り、広島駅方面への階段を降りきり、島式ホームに立ち、柵が設置されている駅舎側の柱に貼ってあります。



 吉浦駅の跨線橋は、レールを使ってできており、レール考古館ともいえるシロモノです。じっくりみるほどに、楽しくなります。

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コメント

1. 財産保有標

まあ、よく見つけたものですねえ。それにしても、古くて珍しいものですよね。

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